築地ワンダーランド【ドキュメンタリー映画】


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久々にドキュメンタリー映画を映画館で見てきました。

築地ワンダーランド TSUKIJI WONDERLAND

タイトルから察するように築地市場こと中央卸売市場(以下”築地”)を1年以上に渡って追いかけた映画です。
ドキュメンタリー好き、東京生まれ東京育ち、築地の場内でご飯を食べたことがある、魚が好き、このうちの二つ以上が当てはまるなら
見て損はないです。(内記主観)

主に魚について、仲買人、寿司職人、セリ、流通、漁師、四季、を通して築地を掘り下げます。

個人的な理解だと、2:00am頃から中のお店の人たちが動き出している事は知っていましたが、さらに早い段階から動き出していて、
完全に昼夜の感覚がおかしい時間帯がピークだと理解できました。

職人という言葉は寿司職人の人にしか当てはまらないと思っていましたが完全に間違えで
築地に従事している全ての人間が職人でした。プロフェッショナルな感覚で仕事をしています。
みなさん真剣勝負です。

映画館で見たからこそ伝わる熱気、臨場感、空気もあり。
今回築地のお膝元映画館、東劇こと東京劇場で観た甲斐がありました。

この映画が製作されている段階では2016年11月に築地が豊洲市場に移転する予定でしたが、昨今の豊洲の不祥事のせいで(おかげで)
移転は先送りにされています。(2016年10月現在)
移設されること自体の賛否もありますが、この映画を見ると築地のそのものの文化、歴史、情熱が伝わってくるので
このまま築地の場所に残したいと感じます。
以下は内記の勝手な思いですが
「豊洲に作っている新市場はグダグダだからイオンにでも売却して、現在の築地を時間かけて補修し継続使用する。高速道路はどうせ五輪に間に合わないのだから作らない。」

http://tsukiji-wonderland.jp

とにかく下の予告編を見て少しでも気になった人は映画館へ走れ!