2015年2月 たまには動画 [Eos kiss X5]

head
たまには動画でも。
カメラを使う事に関しては雑食なんで動画も好きです。Mac付属のiMovieはiMovieHDってヴァージョンから使ってます。最近はめっきりFinalCutProXですが、iMovieくらシンプルな方が好きです。
凝りだせば凝りだす程深いのが動画なのかなーって趣味の範囲で模索中です。なにより、ド素人が手探りで調べながら色々と制作しているので時間もかかります。
先日マグロが壊滅状態の葛西臨海公園の水族園に行って撮ってきました。マグロゾーンはなんだか寂しい感じだったので撮りませんでした。

葛西臨海公園2015/KasaiRinkaiPark from Kei Naiki on Vimeo.

カメラは
EosKissX5 いわゆるCanonのエントリー機です。APS-Cサイズです。写真撮る人からしたら(僕も撮るけど)APS-Cサイズかよですが、ビデオカメラにしたら大きいセンサーですからね。素人目では結構キレイなんですよね。
レンズは
Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL N ASPHERICALと
Voigtlander COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Aspherical
っていうマニュアルフォーカスのレンズです。フォクトレンダーって読みます。
40mmの方は父親の形見。父親がペンタックスの一眼レフ用に使ってたKマウントの物をマウントアダプターを使って応用。
これが結構きれいなレンズで気になって調べたら、同じフォクトレンダーでEFマウント(Canon)でしかも20mmがあるっていう事で2年くらい前に買ったのがカラースコパー。こっちも独特な色が出るんですよ。ちょっとコッテリした感じ。レンズによって楽しみ方が変わりますね。
動画の場合はオートフォーカスはいらないかなー僕の場合。

動画だと問題になってくるのが日中の露出。
これが明るすぎる訳です。具体的に言うとキレイに撮りたいからISO100で、やっぱ一眼レフだから少しはぼかしたい、故に絞りは解放付近。シャッタースピードは1/50とか。(いまだに動画なのにシャッタースピードとか意味分かんないけど)この設定だとスッゲー明るいんですよね。撮ったらほとんど白飛びですよ。って事でNDフィルターが必要なんです。NDフィルターってのはレンズにつけて光量を適切に遮断してくれるフィルター。動画用にフェーダーNDっていう優れものがあります。フィルターをグルグルまわすとカットする量を可変できるのです。画面をみながらなんとなくで設定。

手ぶれ
コレがまた問題なのです。動画の手ぶれ程気持ち悪い物は無いのです。
散歩がメインなので三脚なんて持って行きません。んで試行錯誤する訳です。
どっかに置いたり、壁に押し付けたり、最近ではベビーカーのハンドル部に置いたりと。コレはライフハック感有りますね。

編集
だいたい1カット4-5秒で撮ってます。今回はなんとなくリズム感を考えて2秒を軸にテンポがあうようにだいたい2の倍数で緩急つけて編集してみました。
基本は時間の流れにそって編集。だんだん夕方になるように。
今回は初めてカラーグレーディングとかいう後処理をしてみました。多分3年くらい前に流行っていたであるcinestyleっていうピクチャースタイルを使って撮って、後で色を引き出してあげる。ってヤツです。詳しくはググって下さい。自分も手探りでした。
そのカラーグレーディングには色々ソフトが有るんですけど、基本お金をかけたくない自分は無料でかつ、十分高機能なDavinci Resolveってソフトの無料版を使いまいした。これはBlackMagicDesignっていう会社が出してます。そうです。BlackMagicCinemaCameraのとこです。多分一生この無料版でいいってくらい深いソフトです。
cinestyleで撮るとコントラストが無いぬるーい画が撮れるので、その後このソフトを使って調節するとグッときれいな色が出てきます。
が、やりながら気付きました。コレだと空のグラデーションが完全に破綻して、いわゆるバンディングノイズがでます。けどキレイです。個人の趣味の範囲なので良し。
このあたりの割り切りが趣味の醍醐味ですね。頼まれて撮ったらかなり悩むレベル。
その後バンディングノイズの件調べてみるとcinestyle出たての時にかなり物議になってますね。

BGMは
むかーし、10年近く前に友達がやっていたバンドの音源を勝手に使用。これがかなり良いのです。最高。
20代前半でこの音楽。やっぱあいつらスゲーな。

kasane drip coffee 2015 from Kei Naiki on Vimeo.

コッチは絶賛発売中のドリップコーヒーのプロモ兼飲み方用に制作した動画。

だいたいカメラと編集の設定は上記の臨海公園と一緒です。

ビデオキャプチャ
冒頭のMacの画面をビデオキャプチャしているのは、Mac純正の動画再生ソフトQuickTimePlayerで録画しました。
録画スイッチを押した瞬間から停止スイッチを押すまでを録画してくれます。全画面またはサイズ指定した範囲を録画できます。
これは結構便利機能ですね。Illustratorでパッケージをデザインしている画面をキャプチャして、速度を早めて編集しました。そしてその後に映っている男性は自家焙煎珈琲haze aka 成田さんです。撮影は2014年のアイスコーヒーの時に撮っていた分を使いました。

曲は
今回初めてvimeoのmusicstoreを使ってみました。
ここはvimeoが主宰しているストアですが、無料の音源も多く、ライセンス違いで各種揃っています。今回の動画は短めにと思って編集していたので、動画の時間と、商用使用可能かつ無料で検索しました。検索も細かく指定できるので便利でした!これからも使うかも。

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