AppleMusicの使い方2020

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2020年 コロナ禍ということで サブスクリプションサービスが過去最高に盛り上がった年と言っても過言ではないでしょうか
少しApple Musicについて掘り下げてみました。

音楽のサブスクとしては SpotifyかApple Musicかの2強に、LINEミュージック?Amazonミュージック?とか色々ありますが
自分はAppleに税金を払い続ける身分として Apple Musicをサービス開始時から愛用しています。

最近のApple Music

そんときの雑感はこちら
このPOSTが2015年7月 もう5年前かー
この時は

j-pop好きはきっと現段階では満足しないだろうけど洋楽好きだったらかなり満足です。

と書いてますが この5年でかなりのアーティストがサブスク解禁して すでに日本の音楽聴く大多数も満足いける内容になっていると思います。
SONY系のアーティストも自社プラットフォームにしがみついて中々解禁されなかった時期もありましたね。
ミスチルが解禁した時は お客さんとカットしながら「アトミックハート」を聴いてしっとりしてました。
サザンが解禁した時も世間的には盛り上がったんじゃないでしょうか

インディーズ系のアーティストも実は結構解禁されていて 最近だと緊急事態宣言下でハイスタを筆頭にPIZZA OF DEATH RECORDSの音源もほぼ解禁されて インディーズ界隈では話題になりました。

先日もとあるお客さんとこの話になって 「あまり充実してないですよね?」みたいな問いに 検索してみせてあげたら 「自分がもっていない音源までありますね!?」と驚いていました。ちなみに検索したのはFishmans。

と、こんな感じでサブスクの音源とはナツメロ(死語)再生機でもあるのです。青春の思い出楽曲を聴くなら大多数の方の気分は満足できるサービスには仕上がってますね

んでUIに関しても色々変遷がありまして
まずMacでは iTunesというアプリは名前がミュージックに変更になりましたね。

For You

Apple Music
「For You」のページトップには4つのプレイリストがあって それは1週間でそれぞれ自動更新される 自分が聴く音楽の傾向が考慮された 自分だけのプレイリストで 僕は思考停止MIXと勝手に呼んでいます。 忙しい日はこれに委ねる事が多いです。

  • Favourites MIXは 確実に好きな音源しか入っていません。定義としては 自身のライブラリに入っていてかつ、よく聴く楽曲が良い感じに約2時間分 って感じ
  • Get Up!MIXは よく聴く音楽で アップビートな音源が中心で 自身のライブラリに入っている音源+α ライブラリにないけど 聴いた事あるアーティストのアッパーめな音源中心の約2時間って感じ
  • Chill MIXは よく聴く音楽の傾向に沿ったアーティストの まったりした音源で 自身のライブラリに入っている音源も多少あって 聴き覚えのあるアーティストの音源もある 約2時間
  • New MusicMIXは 自分の聴く音楽の傾向を考慮された 新譜ばかりのラインナップで ここには自身のライブラリに入っていない音源が来るので だいたい出会いしかない 新しい音楽聴きたい時はちょうど良い約2時間

上記解説は 僕個人の解釈なんで 間違ってるかもしれませんが ほぼ合ってると思います。

直近に聴いたアルバムが「最近の再生」に一覧ででます。「すべて見る」に直近40くらいのアルバムが並んでします。

最近の再生より下部は 直近の聴いた音楽の関連する楽曲の紹介で
同じようなジャンルだったり 最近聞いたアーティストの違うアルバムの紹介だったり
だいたい日によって更新されます。
この紹介アルゴリズムは恐らくiTunes Store時代から培われた 顧客の検索データがきっと元になっていて これを聴く人はだいたいこれも聴くとか このバンドたちはだいたい同じシーンに属している とか所謂ビックデータが元になって紹介されていたりするんだと思います。
さらに下には 色々なプレイリストが紹介されます。 このプレイリストも5年でかなり進化してきました。これは後述します。

さらに最下部には「ニューリリース」のコーナーがあり ここも特定のジャンルの新譜が並ぶのではなく
自身のよく聴いている傾向の関連性が高いアーティストの新譜が並びます。 故にここはだいたい知っているアーティストの新譜が並ぶので 「あーこれ出てたのね」 とかなります。

見つける

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「見つける」のページは
基本的にここはApple Musicの中の人たちが編集しています。要するに個人の傾向とは関係なく提案されます。

だいたい新譜や、サブスク解禁されたばかりの楽曲や、一押しのプレイリストが定期的に更新されて紹介されています。 [2020/10/22]現在のトップには J-POPのプレイリストや BiSH、久保田利伸、LiSA 90年代プレイリスト 等がトップにあり その下にK-popの年別プレイリスト、様々なムード別のプレイリストの紹介があり
この時期は久保田利伸の特集が組まれています。(ここはもしかしたら広告枠かもですね)
とにかくApple Musicの中の人が編集した 一押しや最新が紹介されています。

その最下部にひっそりある「その他」にある「カテゴリ」ページをよく使います。

カテゴリ

このカテゴリーページの運用ですが 場所がわかりづらいので Appleとしてはあまり使って欲しくないのかもですね 編集したプレイリストを回す方がAppleの戦略としては良いのかなと 捉えられます。

iTunes Storeができた時からのユーザーは分かる方も多いと思いますが
「オルタナティブ」というカテゴリーに関して 最近非常に思うところがありました。
昔からのユーザーの感覚だと 「オルタナティブ」コーナーには 簡単にまとめると フジロックやサマソニに出るようなバンドが多いページで タワレコでいう洋楽フロアのようなラインナップでした。

そこへApple Musicがでてきて 徐々にオルタナティブコーナーに 日本のバンドやアーティストが進出してきます。 恐らくアーティスト側がJ-popじゃなく オルタナティブにも置けるようになったことにより 少し変わった音楽やとんがった音楽をしてたいら オルタナティブに入りたいよなとなりますよね 自分たちが好きな洋楽と並べて欲しいよね

けど、リスナーはそうじゃないのです。
差別するわけじゃなくて 洋楽を聴く(選ぶ)テンションと 日本人のぶっとんだ音楽を聴く(選ぶ)テンションは違うのです。
これは完全にタワレコや ディスクユニオン で培ったディグり方の結果だと思いますが・・・

この不満は4-5年前から感じていて 恐らくiOS14が出たタイミングだと思いますが カテゴリの種類が以前まで20弱だったような うる覚えですが 今は100くらいのカテゴリに分かれています ざっと上げると
「80年代」「90年代」「C-Pop」←恐らく中国pop「DJミックス&ライブセット」「J-Pop」「J-HipHop」「J-ロック」「R&B」「アフリカ音楽」「イタリアンポップ」「インドネシア音楽」「広東ポップ」「サナート」「スパニッシュロック」「睡眠」「タミール語」「通勤通学」「バイレファンキ」「ブラジリアンポップ」「日本」「ボリウッド」「マンドポップ」「名曲」「ラテンアーバン」「ロシア語」「ワールド」とかとか
めちゃくちゃ細分化されました ほぼ謎のジャンルですが これあらたな音楽聴いてみるきっかけにもなりますね
結果今では「オルタナティブ」のページに日本のバンドはほぼいなくなりました。すこーしいますが許容範囲です。何かしらの審査があるのかな あなたは「オルタナティブ」OK!とか

カテゴリーが増えた結果 今まで埋もれていた音楽が 表にでやすくなったのかもしれません。
この変更は 僕はかなり好印象で もちろん異論はあると思いますが 新譜を探しやすくなりました。

各ジャンルのページに行けば 上記「見つける」同様 そのジャンルの最新や旬や一押しが編集されていて 単純に新譜だけのリストも見られて より細かいジャンルに絞った新譜DIGができるようになりました。

プレイリスト

Apple Musicがローンチされた当初には まだまだプレイリストの質が悪く 大抵は「はじめての○△□」とか「○×□の影響を受けたアーティスト」みたいな 決まったフォーマットのプレイリストしかありませんでしたが
2020年にもなると 様々なプレイリストが存在していて 細かいジャンル分けされていて 新たなジャンルを聴きだすきっかけになるようなプレイリストも増えました。
例えば「朝からポップパンク」とか「作業用BGM:エレクトロニック」とか 色々あります。
Today at Apple」とかは Apple StoreでかかっているBGMなんかもあります。行ったことある人はなんとなくイメージわかりますかね?
最近はアーティストや、著名人が選曲したプレイリスト等も多岐にわたってあって これはSpotifyもそうだと思いますが

音楽的トレンドもプレイリストになってきて 著名なプレイリストにフックアップされた新人アーティストがいっきにバズる といった傾向が出てきました。
これはこれで良いのですが すでに著名なアーティストも今までのシングルというフォーマットではなくて 誰かとコラボしてキャッチーな1曲だけをリリースするだけ みたいな事が頻発しています。
これはアーティスト毎にアルバムで聴きたい派(俺)からすると面倒で 細かい新曲を一個一個フォローしていくのは正直だるい

頼むからアルバム作るのがんばってくれよー と切に思います。 つうかレーベル側がアルバムに弱腰なのかなとも思えます。

アルバムで聴きたい派(俺)は プレイリストを通して聴く事はあまりないのですが 同じジャンルの別のアーティストを探すツールとしては良く機能しています。 これはただ気になったアーティスト名をクリック(タップ)すれば良いだけなので そこからさらにディグれば良いのです。

あ、今更ですがディグ(DIG)=掘るです。 レコード屋でレコードを箱から選んでる様からきてるようです

サロンでたまに使う公式のプレイリストに「家族で楽しむベストソング」というのがあって これは キッズが来たときに使うんですが 内容は パプリカとかアナ雪とか ちびっこがいるママだったらわかる楽曲ばかりで重宝しています。

次に再生/後に再生

これは込み入った使い方なんですが 普段音楽を聴いていて 前述のようなディグりをしてて 気になったアルバム、楽曲をかたっぱしから聴いていきたいときに 今後の再生する順番をざっくり指示しておいて 気になった順に再生させる使い方です。
ここまでやれれば Apple Musicを使いこなせていると言っても過言ではありません。
プレイリスト作るほどじゃないんだけど これと あれと このアルバム順番に聴いてみたいって場合に重宝します。
言葉で説明するのが難しいので 画像作りました。

アルバムや楽曲単位に「・・・」マークがあるので ここをクリックすると オプションが表示されて 直接プレイリストに追加できたりします この「次に再生」「後で再生」を押すと 次に再生されるリストの上か、下にぶっこまれます。 現在何か再生していたらそのリストに 何も再生していなかったら そのタイミングから次に再生されるリストができます。

※今iOS14のiPhoneで確認したら「次に再生」(後で再生→)「最後に再生」と表記が変わってますね きっとわかりづらいんだろうなー

気になる新譜を探して どんどん順番に聴いていきたい場合は 「みつける」ページでチェックして 気になった順に「後で再生/(最後に再生)」をクリックしていけば クリックされた順に再生されます。これ地味に便利です!!

+追加/ダウンロード(雲マーク)

これをクリックすると自身のライブラリに追加されます。
昔でいう自分のiTunesに買ってもいないのに追加されます。この時点ではまだ端末にはダウンロードされていません。
その後ダウンロード(雲マーク)を押すと 音楽ファイルが端末に保存されて ネットに繋がっていない状態でも聴く事が可能です。

数年前に確認した内容だと
ダウンロードされていない楽曲は
モバイルの電波でストリーミング再生している場合 音質が若干悪い設定(データが軽い状態)で再生されて
wifiの電波で再生している場合は高音質(データが重い状態)で再生されます。
ダウンロードしているともちろん高音質で再生できます。
この仕様はもしかしたら変更されているかもですが・・・ 知っている人いたらご指摘願います。

まとめ

と、久々に誰得?みたいなブログを一生懸命書きました。 先日お客さんとApple Musicのまとまった解説とかないですよね と話していたので 自分なりにノウハウをまとめてみました。
がんばって書いたので良ければシェアでもしてもらって 少しでも気付きになると嬉しいですねー
まだまだこれから 伸びしろあるサービスだと思うので がんばって欲しいですね
映像のコンテンツとか力いれてた時期もあったのですが Apple TV+もサービスが始まって いつのまにかフェードアウトしてますが・・・メジャーレイザーの「Give Me Future」とかめちゃくちゃ面白いドキュメンタリーがあったりします。

ぼちぼちAppleOneなんかもサービス始まるので 自分は移行して税金払うつもりです笑

あー5000字こえてる

Radioに関しては 割愛しまーす。さーせん

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