ドキュメンタリーが面白い


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前回のpostでもドキュメンタリー映画を観たって話をあげていますが
ドキュメンタリーが好きなんです。
(後半話が重くなります。)

初めてドキュメンタリーを面白いって思ったのが映画館で見たマイケルムーアの『ボウリング・フォー・コロンバイン』でした。この映画は米コロンバイン高校で起きた銃乱射事件を追いかける話で
マイケルムーア監督の独特なテンポで少しジョークを交えたドキュメントです。今までのドキュメンタリー=超硬い という先入観を良い意味でぶち壊してくれました。

美容師になって平日休みになり、毎週の休みを映画館で一人で過ごす事が楽しくなってきて、
当時渋谷近辺が庭だった自分は単館系の映画館によく足を運んでましたね

TVでもドキュメンタリー番組をよくチェックしていて 2年前に子どもが産まれた頃からあまり見れていないですが
日曜日の深夜にやっているNNNドキュメントはよくチェックしていました。
子どもが産まれるちょっと前にたまたま放送されていた特別養子縁組をテーマにした
中京テレビ製作の「マザーズ 特別養子縁組と真実告知」という話が
衝撃的すぎて忘れられません。
・レイプで妊娠し、その子を産んですぐに養子に出す17歳の女の子の視点
・上記の赤ちゃんを養子として迎える夫婦と真実告知の視点
・物事がわかるようになった年に養子だった事を告げられた女性の視点
この三つ視点で特別養子縁組について掘り下げます。

ちょうど出産を控えていた自分達にはショックな内容でしたが、目を背けてはいけない内容です。

その後びっくりしたのが、NHKで放送されているザ・ベストテレビ2015(国内の代表的なテレビ番組コンクールで最高賞を受賞したドキュメンタリー番組をNHKと民放の垣根を越えて2日にわたって放送する。)にてこの「マザーズ」が表彰されて全内容放送されていました。
そりゃ あの内容なら賞とるよねっていう納得の受賞ですよ。

と、こんな感じでドキュメンタリーこそチェックしていると、人としての引き出しが広がるかなと 思って日々探っております