マイケルムーア

マイケルムーア

マイケルムーアとトランプ
久々映画館で観てきました。
公開された映画はだいたい見てますね。

マイケルムーア

ドキュメンタリー映画を好きになったきっかけはマイケルムーアの「ボーリング フォー コロンバイン」
それまでドキュメンタリーって聞くと 堅苦しい話かなとイメージしてたんですけど マイケルムーアの映画にはかなり皮肉たっぷりのジョークが効いていて 編集もコミカルに仕上がっています。
非常に見やすく 発言はかなり過激で どの映画を見ても主張がはっきりしています。

今回の「華氏119」119は11月9日って意味で この日はドナルド・トランプが大統領宣言をした日です。
過去にマイケルムーアが作った「華氏911」はもちろん9・11の後のイラク戦争の話です。

「華氏119」はを見ると どのような経緯でトランプが出馬したのかも理解できます。その後色々あって当選。数々の差別的発言。大統領になったらどんな悪事が実現できるのか。そのきっかけになったミシガン州フリント(ムーアの地元)であった水道にまつわる汚職。(水道の事は民営化の話が日本でも出ているので人ごとではない)
また2018年2月にフロリダの高校で起きた銃乱射事件。その後に銃規制のスピーチをしたその高校の女子生徒エマ・ゴンザレスを中心に広がる学生運動。これ台湾のひまわり学生運動とかと近いですかね。

そこまで2時間たっぷりトランプという内容ではなく そこまでの発言をするトランプの裏側とか
トランプが当選するまでの裏側とか
2018年現在のアメリカの様子が感じ取れる映画になっています。

エンドロールが終わって 明かりがついた瞬間に近くの席で見ていた老夫婦と目があって ニコっと苦笑いして映画館を後にしました。

ちなみに翻訳の監修が池上彰でした。

オモシロイヨー