momentについては
アプリについてとフィッシュアイ(魚眼)レンズについて
のあたりに書いてます。気になったら飛んでみてください。
ってことでやっと続編
アプリの紹介、レンズの紹介に続くのは 動画編です。
一番マニアックな内容です。
レンズは↓この魚眼レンズをiPhoneにつけて使います。
動画の場合はレンズそのままだと明るいのでNDフィルターを使います。
写真をマニュアルで撮る人は理解できると思いますが
晴れた日中に撮影しようとすると シャッタースピードが速くなります。ですが東日本での動画撮影の場合1/50または1/100で撮りたいのです。あまりシャッタースピードが早いとスムーズな動画になりません。
そのためにはレンズの前に光量を抑えるNDフィルターを設置して光量を抑える必要があります。
momentのレンズには専用のフィルターマウントがあり これによってレンズに62mm径のフィルターが装着できます。
動画の撮影では可変NDフィルターといって 二枚のフィルターが重なっていていてフィルター自体を回転させることによって光量を増減できる便利なフィルターがあります。
いつもGH4での動画撮影でも使っているK＆Fコンセプトという中華ブランドの可変NDフィルターを使いました。
結果から言うと これは少し失敗でした。このフィルターお値段安めで それなりに優秀なんですが
フィッシュアイレンズは視野角がめちゃくちゃ広く だいたいこの手のフィルターは端にいくほど画質が低下します。
そのため一番光量を落とす設定で色むらが著しいので 対角線上の上下に激しい色がついてしまいました。
お高めの可変NDフィルターを買うか 一枚もののNDフィルターで色むらを防ぎたいなと今後の課題です。
それに今だにiPhoneSEを使っている理由の一つにはステレオミニジャックが付いているからです。マイクをつけます。
現行のiPhoneでもLightning⇄ステレオミニの変換プラグで使えそうですが
そうなるとライトニングケーブルが潰れます。動画撮影ではバッテリー消費が激しいので だいたいライトニングケーブルにモバイルバッテリーをつけています。そうなるとマイクを使うためにはステレオミニジャックが付いている方が良いのです。
つーかこんな使い方してる人リアルに日本中で100人くらいしかいないかもね・・・
iPhoneにマイクつけるとそれを固定するリグが必要になります。自分は父親が昔中判カメラmamiya645で使っていたハンドルがあったので それに三脚穴つきのスマホホルダーを使いiPhoneを固定 手持ちのハンドルのアクセサリーシューにマイクを固定。
でこの変態的な形態に落ち着きました。
これで子どもを追いかけてます。 ここまでくるとiPhoneの意味とか これカメラでよくね？GoPro買えよ いやむしろOsmoPocket欲しい とか考えますが iPhoneでいくのがロマンなのです。
まさに「ギーグの逆襲」
それからMomentPROアプリの設定です。
一応環境はiPhoneSE iOS13.2.3 Moment-Pro Camera ver.3.13.1
設定のリストを乗せるとこんな感じ
さらに
Focus Peaking-ON
Histogram-OFF
Highlight Clipping-OFF
Shadow Clipping-OFF
Stabilization-ON
Frame rate-NTSC
Bitrate-High
RGB histogram-OFF
Waveform-OFF
Audio-levels-ON
とこんな感じです。
だいたい警告系の表示はOFFにしてます。マシンスペックが貧弱なので負荷を出来るだけ軽減したくて
オーディオレベルを出しているのは 過去に別のアプリで撮っていたら後半音が録れてなかったっていう事象があってその経験を生かして念のため
その後Macに動画を取り込んでDavinciResolveで編集。
家族用にはもう少しちゃんと編集するんですが とりあえずSNSとblog用に1分にまとめてみました。
Macに入れる際Lightningケーブルでつないで読み込むのが毎度うまくいかないので
今回はAirdropでぶっこみました。
魚眼なんでめちゃくちゃ映り込みます。視野角広めです。けどその分結構近くで撮ってても子どもの全身が入るし 写りもなかなか面白いです。あえて歪ませた世界。ビースティボーイズとsk８ビデオからの影響です。
よってスパイクジョーンズは神という事です。(謎)
今回撮ってて流石にiPhoneSEの限界も感じたのでぼちぼち近代のiPhoneに変えようか悩み中です。
最新機種にする気持ちはないですが 何に変えても満足しそう・・・