大友克洋 全集

童夢

こちらAKIRAでお馴染みに 大友克洋 先生の全集になります。

OTOMO COMPLETE WORKS /大友克洋

んで この全集ですが 近年過去作が絶版になってきていた理由の一つなんでしょうが 過去の作品をほぼ全部?講談社から新たに出版しなおすって事なんでしょうか?

公式サイトのリストを見る限り一番大きい巻数が35巻とあって しかも順不同ランダムで刊行されていく様子なので おそらく40巻くらいになるのかなー きっと権利関係クリアになって整った順なんだろうけど 予定では二ヶ月毎に二冊ずつのペースが明記されています。

4-5年かかるのかな??

2022年1月に発刊されたのが

一冊で読み切れる「童夢」と映画版「AKIRA」の絵コンテ集の二冊 童夢なんて双葉社から過去に出ていたのが1000円弱くらいだったような それが漫画的には同内容で約3000円 まー高いっちゃ高いけど このジャケットで そもそも持ってた漫画行方不明なんで 買いますよね。

最初の二冊を買ってしまったからには 続けて全部買わないとかなーって かなりファンとして試されています。

ちなみにこの「童夢(どうむ)」なんですが マジで名作なんです。 AKIRA以外の大友作品は すこーしわかりづらかったり んん??どうゆう事???みたいな作品が少々ある中で この作品はこの一冊で話が完結するし 内容もわかりやすくなっているので オススメです。

「AKIRA以外になんか無いの?」って聞かれたら「童夢!」と即答できます。

内容は80年代?の巨大団地で起きる謎の連続不審死を解明していく内容で SF現代劇って感じですかね 子どもとお年寄り ってなんか似てるよねー ってこれ以上語るとネタバレになりそうなんですが 

この漫画こそ原作にして映画化してほしいと切に思いますね。絶対叶いませんが 監督が故 今敏監督、音楽が平沢進、原作 大友克洋 ヤバいですね・・・

後半のSFシーンの描写なんて神ががっていて 日本漫画史に残る名シーンも描かれています。(これ過去に行った原画展では実物大に再現されて展示されていました。)

この本はクリアのナイロンカバーが採用されていて 公式曰く大友先生のこだわりで採用されているそうです。

大友克洋 AKIRA絵コンテ集

公式サイトにこの本のメイキング映像も公開されています。最後は手作業なんだなーと感心します。

今後は今まで手に入れられていなかった レア短編集なんかも復刊されるので その辺りは確実にゲットしていきたいと思っています。

紙の本もいいですよー

大友克洋

http://otomo-complete.com