Weの市民革命 佐久間裕美子

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久々に読書しました。
表題の通り佐久間裕美子さんの最新刊「Weの市民革命」

この本はアメリカ在住の文筆家佐久間裕美子さんが2014年に書いている「ヒップな生活革命」の続編的な本です。

まず本書の前に「ヒップな生活革命」は2010年代のアメリカ、リーマンショック以降で起きてるヒップスタームーブメントを解説している本で
勝手に要約すると「サードウェーブコーヒー」、「ポートランド」、「iPhone」、「エースホテル」「オーガニック」「地産地消」「ブラックフライデー」「メイドインUSA」「DtoC」「レコード」
といったムーブメントについて起きた背景や、成り立ちを詳しく、さらに現場感をもってレポートしています。

その後2016年にトランプ政権が発足し、昨年末の大統領選からコロナ危機においてアメリカの社会生活や、市民の意識がどう変遷していったのかが
アメリカ在住の日本人の視点で描かれています。

最近都内でもちょいちょい耳にする事になった「サスティナブル」や「SDGs」とは何か また日本ではこのサスティナブルムーブメントがバズワードとして言葉だけが先行し 本来の意味を履き違えて使われていく事に対する危惧。 すごく共感できます。

個人がアクションを起こすことも大事ですが その行動を市民革命として伝播させていくことの重要性を感じます。
インフォメーションの大事さ コミニケーションデザイン。

アメリカで起きたことは遅れて日本にもやってくる傾向があるので もっともっと社会の分断は起きる気がします。
民族の分断はアメリカに比べれば少ないですが(もちろんゼロではないです) 世代間の分断はすでに感じますね。
イデオロギーの違いは昔からあっても 使っているツール 情報の速度 経験値 がそれぞれ違いすぎて さらに分断は可視化されます。

便利な事と環境問題。
必要以上のカスタマーサービス。
物に溢れている生活。
コロナ禍で見えてきた事。するべき事。大切な事。

この本を読んだ事によって改めて考えさせられる事はたくさんありました。

どちらかというとリベラルな著者の意見を、(アメリカでは)外国人としての視点も意味のある物なのかなと感じます。

2020年前後にアメリカまたは国際的に起こっているムーブメントを知るのには良いきっかけになる本かと思います。

お買い求めは近所の本屋へ!(あえてAmazonじゃなく)←読めば意味がわかります。

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