コロナ前は毎年行っていた FUJIROCK にフル参加してきました。
時代も時代なので 行く前にお休みのご案内はしつつも盛大に「FUJIROCK行ってきます!」とも言わずに しれっと行ってきました。
結果最高でしたってお話。
最後に行ったのが2019年。それからコロナ入って2020は中止、2021年はなんとか開催されたけど内記家としては 緊急事態宣言も出ていたので自粛、ってことで3年ぶりの参加となりました。
コロナ禍に家族が増えて 5人になってます。もちろん大変なんですが お兄ちゃんがもう小2なんで 結構助けになるんで なんとかなるもんです。子連れ参加の肝は時間配分ですかね。絶対見たいバンドとそれ以外の時間でしっかり子どもを遊ばせて さらにはご飯のタイミング、トイレを確実にこなす これにつきます。
後でわかったことですが 今年はコロナ禍もあって 来場者数はコロナ前の半分ってとこでしょうか 通常三日間でのべ12~3万人のところ 6万9000人だったとのこと。確かに屋台もトイレも 心が萎えるくらい並ぶ事は皆無で タイミングはかればすぐに用事が済みます。これは嬉しい誤算でした。
子連れ参加になってからさすがにキャンプはしんどいので 毎回近場の宿を押さえています。今回も苗場プリンスホテルの正面入り口にほど近い宿で 位置的にピラミッドガーデンからも入れる立地だったので 何度かピラミッドガーデンへ寄り道。
ピラミッドガーデンはキャンプサイトの奥地、苗場プリンスホテルの一般人向け棟の真下に位置する 極ゆるチルアウトエリアで キャンドルジュン氏がプロデュースしている事でも有名です。
今年から僕の前職での先輩(美容師)がクラフトビールの屋台を仕切っているという事で 行ってきました。(謎)
美容師もしながら??熊本でクラフトビールを作っていて何故か大当たりしている謎の先輩です。元々キャンドルジュンさんと繋がりがあって 今年からビールをフジロックで売っている羨ましいポジション。
小学生向けにサンダルブランドKEENが川下りワークショップみたいのをやっていたので 長男だけ参加させました。メインステージことグリーンステージ横に流れる沢で流れに身を任せて流れてみる体験。7月末でもキンキンに冷えている川の水ですが キャッキャ言いながらみんな流されてて最高でした。
この頃すぐ横のグリーンステージではモンゴルのハードロックバンドがシャウトしてたり最高です。
今年はほぼ雨が降らず むしろ暑いくらいの苗場。足を川に入れているだけで元気が出てきます。長靴全然使いませんでした・・・
近年毎回行くエリアの一つに ドラゴンドラを乗って登った先にあるDAY DREAMINGがあります。ここがまた最高で、人も更に少なくて 涼しくて かなりチルスポットです。
ドラゴンドラは日本最長(だったような)のゴンドラで山の上の方まで行くんで上は少し寒いです。天気よければTシャツですが 雨降っちゃうとマウンテンパーカ欲しいです。
このエリアはレイブみたいに常にゴリゴリtechnoなDJが回していて 外国人率も高いので 日本国内とは思えない雰囲気のなか ダラダラしたり 遊んだり 踊ったり 思い思いに過ごしています。
ここはレッドマーキー横のドラゴンドラ乗り場から 急斜面を登り さらにゴンドラを待ち ゴンドラも15~20分くらい乗るのかな って事で往復1時間以上は取られるので なかなか行こうとならなかった場所ですが 一回行ってみると ここの良さに取り憑かれて毎年行くようになりました。悪天候だとゴンドラ自体が動かなくて エリア自体が閉鎖しちゃう事もあります。
ホワイトステージのさらに奥に 以前はアヴァロンのステージがあった横っちょが近年開拓されていて ハンモックゾーンがあって ここでダラダラご飯食べたりしてました。このゾーンの近くには朝霧JAMの屋台があって 富士宮焼きそばや、ぐるぐるソーセージが食べられます。
もちろん朝霧JAMのチケットも売っていて 自分は買ってしまいました。やっぱフェスは面白いし 子どもたちの満足度も高いので またまた家族参加です。最高。
ちなみに以前はところ天国の入り口にあったハイジカレーも このエリアに移動してました。森のハイジカレー最高です。
夜になると会場内のステージとステージの間の道中はライトアップされます。これが毎年色々変わっていつもの楽しみになります。
この日は一度ホテルに家族を連れて帰ってお風呂に入れて 全部着替えてから一人で夜の会場に行きました。(感謝)
お目当てはCorneliusです。昨年色々あって一年活動していませんでしたがフジロックで復活です。昨今の活動自粛からの復活の場がフジロックという事は多々あります。戻って来られる場所があるってことが良いですね。
これがまた最高のライブでした。もちろん四人体制のバンドセットで 映像とのシンクロ率120%って感じで 人力「mic check」から始まって文字通り新旧織り交ぜたベストセットでした。これ執筆中に行われたソニックマニアではメンバーの体調不良が故に急遽三人体制でのライブでしたが 四人体制の完璧な復活を目の前で拝めたのは最高でした。一年の間にみっちりリハをしてたのでしょうか 音源だけでCorneliusを聴いていると想像できないくらいロックな楽曲の数々。音選びのセンス、サポートメンバーの多彩さ どれをとってもCorneliusはライブバンドなのです。
朝から晩まで、いや朝まで音が止まらないフジロックですが 子連れ参加になってからというもの どうしてもライブばかり見るわけには行かないので しっかりライブを見られるのは更に貴重なタイミングです。奥さんありがとう。
前述した通り今回のフジロックは天気が終止良くて むしろ暑いくらいだったので会場内の川「ところ天国」には常にたくさんの人が涼んでいました。
ここではフジロック名物の天国バーガーやところてん、各種お酒色々売っていて 流石に天国バーガーはかなり並びましたが 次男が食べていたラーメンも美味しそうでした。
ここは先ほどのCorneliusもライブをしていたホワイトステージの真裏で ライブとライブの合間はこのようにたくさんの人が集まってますが ライブが行われている最中は人も減って まったり出来て さらに爆音でライブの音が聞こえるので あまり知らないバンドをさらっと聴きながらまったりするのも最高です。その昔筋肉少女帯がライブをしていて 川で遊びながら聴いていたら 大槻ケンヂのMCが面白すぎて爆笑した記憶があります!その時のMCをアップしてる人がいました。。。
この涼しげな河原で キャッキャ遊んでいる時に このMCで爆笑できる感じもフェスならではの楽しみだと思います。いやー過去のフジロックハイライトの一つですね。
会場内にはKIDS LANDがあって 自然の中でアスレチックみたいになっていたり ちっさい回転木馬があったり 駄菓子屋があったり コマやけん玉で遊べたり 子どもたちが一度中に入ると 出てくるまでに苦戦するくらいの楽しい公園にも仕上がっています。
乳児向けの授乳室やオムツ替えコーナーもあって 今年はオムツかえたらペットボトルのお水までくれました。以前は入り乱れたオムツ替えコーナーでしたが 近年はおそらくコロナもあって完全個室になってました。 もう往年のフジロッカーは良い年齢になってきてるので 子連れを引き込まないとお客さんも減っていきますからね。smashに更にお金を落としていきたいものです。
子連れで大変なのは会場がでっかいって事。一番奥のエリアまで入場ゲートから歩いて 大人でも30分くらいかかるって事。5歳の次男はヘトヘトです。けど一回は会場の一番奥まで行きたいので 今回は朝イチに行ってみました。て事でまだライブもやっていないので人がほぼいません。以前はホワイトステージの奥に配置されていたアヴァロンのステージが最奥部に移動していました。アヴァロンはたまに加熱しすぎちゃったり 人がきすぎちゃったりで 通行が難しくなったりするから 奥地に移動したのかなーとか邪推してしまいます。
って感じで満喫してきたFUJIROCK2022総括でした。
いつもはミラーレスカメラを振り回していましたが 今回はiPhone13にmomentのAnamorphic Lensをつけて シネスコで撮ってます。
写真をほぼ撮っていなくて動画ばっかりだったので blogに動画を並べるっていう新たなスタイルで書いてみました。やっぱりフジロックは楽しいです。子連れで大変な部分もありますが そこも楽しむ感じで モットーは自分の趣味に家族を巻き込むスタイルで続けていきたいですね。
朝霧JAMも無事開催されることを祈っています。前回台風で中止になってますからね。楽しみです!