今現在一番簡単に ロスレス で聴く方法[AppleMusic]


先日のappleの開発者向け基調講演 WWDC2021で正式に始まった AplleMusicのハイレゾ、 ロスレス  オーディオ対応。

これ個人的には神対応でした。

が、現時点(2021/06/09)ではapplemusicユーザーの99%は意味ないような話です。

簡単に説明すると
「今までより格段に良くなった音質で音楽が聴けるようになります。ですが、ぶっちゃげると ほとんどの人が対応する環境がありません。」

って感じの話です。

自分が分かってる範囲で解説します。
あらかじめお伝えすると 自分はオーディオフォーマットの細かいことはあまり知りません。

今までのApple MusicはAACというフォーマットで 高音質、低音質を状況によって選べるしかできませんでした。
AACはざっくりした認識だとCD音質の1/10程度まで圧縮しているので 間引いてる分 お世辞にも良い音とも言え難いものでした。

が、今回のiOS14.6のアップデートで対応された アップルロスレスとハイレゾロスレスの音質。
アップルロスレスはかなり昔のiTunesでもリッピングの設定で利用できたフォーマットで データ量はCDの半分近くなるけど 音質のロスはレスなフォーマット。
さらにハイレゾはCDの音質を超えるフォーマット(詳しくは不明)です。

冒頭に伝えたほとんどのユーザーが意味ないとうことですが
今現在ほとんどのBluetoothのイヤホン/ヘッドホンはロスレスオーディオを伝送できません。つまりその音質では再生されないということです。

びっくりなのは現在バカ売れ中のappleのAirPodsのシリーズでもどれもロスレスを伝送できません。(空間オーディオの話は別ね)

以前に付属していたアップルのライトニング端子の有線イヤホンは伝送できるかもですが そもそも音質がそこまで良くない・・・
ちなみにAppleのwebsiteには
[https://support.apple.com/ja-jp/HT212183] と記述してあります。

iPhone や iPad でロスレスオーディオを聴く方法 必要なもの

iPhone や iPad でロスレスオーディオを聴くには、iOS または iPadOS 14.6 にアップデートし、以下のものを用意してください。
・有線接続のヘッドフォン、レシーバー、または電源内蔵スピーカー
・内蔵スピーカー
・サンプレートが 48 kHz を上回る曲を聴くには、外付けの DA (デジタル/アナログ) コンバータが必要です。

[https://support.apple.com/ja-jp/HT212183]

3個めの「外付けのDAコンバータが必要」とあります。 こんなの持ってねーよって話ですが

がさらに読み込むと
[https://support.apple.com/ja-jp/HT212183]

との記述を発見。
そうです。アップル純正のLightning-3.5mmのイヤホンジャックアダプタが上記外付けDAコンバータになります。 コレ
ロスレス
定価1100円税込です! 自分はいっつも使ってました。 いやー懲りずに有線ヘッドホンを直しながら使ってた甲斐がありました。
しかもコレ最近はセブンイレブンでも売ってますからね 結構売り切れてますが 三店舗くらい回れば在庫あります。

*ちなみにコレ ロスレスでは伝送できますが ハイレゾでは伝送できません。ハイレゾで聴くためにはさらに良いDAコンバータが必要で 数万円の出費が必要です。

つうことで やっと表題の答えですが
iPhoneに純正のLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタに高音質な有線ヘッドホンを接続する。
でした。

簡単に手順も説明すると iPhoneを現在最新のiOS14.6にアップデートして
[設定]の[ミュージック]を開いて
ロスレス
[オーディオ]の品質を開いて

[ロスレスオーディオ]にチェックをいれて 自分は上記の設定にしました。
ストリーミングでロスレスを設定すると モバイルだと通信量とられるの怖いし wifiも容量大きいデータをストリーミングしてると 他の作業に支障がでそうなんで
ロスレスで聴きたい曲は 事前にDLしておいた方が良いかなと思いまして。

もちろんヘッドホンが高音質じゃないとわかりませんが 自分はSONYのスタジオモニターがベースのMDR-V6を10年以上エージングして聴き込んでいて
個人的には満足度高めのヘッドホン。
ロスレス
一発目にロスレスで聞いたのはシンエヴァの主題歌 宇多田ヒカルの「One Last Kiss」
いやービビりました。音の解像度がまじでアップして 低音にのってくる高音がクリアで ボーカルも際立ちます。やべー
妻のiPhoneに同じようにヘッドホンさして 同曲をAACでストリーミングで聴き比べても明らかに違います。

ロスレス

この音源は既に更に音質の良いハイレゾにも対応しています。
上記内容ではロスレスまでしか再生できません。

iPod時代から一部の音楽好きではアンチiPodな方はいまして 決まって音質が悪いって言われてて
自分もずーっとCD原理主義で SONYのCDウォークマンを長らく使ってて
Macを使い始めたタイミングで 先輩にお古のiPodをいただき 恐る恐る使い始めて 最初は確かに音質が気になったけど 利便性がまさって iPodユーザーになり そのままiPhoneがスタンダードになっていました。
そんな中でも 人に寄っては iPhoneの音質には耐えられないって方が一部いて SONY製のスマホや現行のWALKMANや マニア?向けのハイレゾプレイヤーで聴いている方も一部ではいます。
そんな人たちがこの対応をどう捉えるのかが気になります。
ハイレゾの音源はCDより高いイメージがあります。詳しくは知りませんが。ちらっとレコチョクのサイトを覗いてハイレゾのアルバムを見てみたら 東京事変のハイレゾアルバムが4500円くらいしました。
そんなハイレゾ音源がAppleMusicユーザーは追加料金無しで聞けてしまいます。

そもそもハイレゾクラスタはサブスクを使っていない気がするので そこをどう取り込むのかが今後の期待でしょう。

さらには今現在非対応のAirPodsファミリーですが pro maxあたりはアップデート はたまた新製品で対応してきそうです。
そうなったらいよいよ自分もAirPodsは買うかもですね。

いやーロスレスだと データ量がAACの3-4倍?くらいあるので とりあえず聴きたいアルバムをロスレスでDLしてしばらく楽しみたいですね。

素敵なヘッドホンが家に転がってたら 1100円で素敵なロスレスライフを!!(謎)